こんにちは!TOEIC 840点(最高885点)、IELTS 6.5所持、ポンコツ英語学習者のAnnaです。
みなさんは英語で本を読んだりされますか?私はここ数年、Readingを強化すべく洋書を読むようにしていて、これまでに『ハリーポッターと賢者の石』『赤毛のアン』を読み切りました。現在は『人を動かす』を英語で読んでいます。
正直、始めた頃は自分のスキル不足や選択ミスのせいで苦しくてしょうがなかった洋書生活。それが劇的に楽しくなった体験をシェアします!
洋書はオーディオブックを聴きながら読むのがおすすめ!
私が洋書を読み始めてから約2年が経ちます。本選びから読み方など悩みに悩んで、地を這うように洋書を読んできた私ですが、1本の動画に出会い、洋書を読むのが速くなり、何より楽しくなりました。
この記事では、本選びもミスり、読み方もミスり、苦しんで苦しみまくった私を救った「聴きながら読む」という手法について詳しくお伝えします。おすすめの洋書やオーディオブックもご紹介しますので皆さんの参考になれば嬉しいです。
なぜ洋書を読み始めたか?
学生の頃から洋書に憧れを抱いていた私にとって、英語の学習を再開したときから「洋書を読めるレベルになる」というのは1つの目標でした。この後にまたご紹介しますが、当時はGraded Readersの存在を知らなかったので、洋書を読むということ自体、すごくハードルが高く感じており、その分、「ある程度レベルが上がったら絶対洋書を読むぞ!」と息巻いていたのです。
ちなみに私の英語学習の道のりは以下でご紹介しております。沢山間違って、遠回りしたポンコツの歩みを笑ってやって下さい。

洋書初心者が最初の一冊選びで盛大に失敗した話
先ほども書いた通り、洋書を読むことは私の「憧れ」ですから、最初の一冊は慎重に選ぼうと思っていました。
2024年1月。当時、TOEIC885点を取得してから、勉強の場をIELTSに移し、Overall 6.5(CEFR B2レベル)をすでに取得していた私は「そろそろ洋書も読めるのでは?!🥺✨️」と、洋書コーナーに立ち寄ります。大好きな映画の1つである『プラダを着た悪魔』や、学生時代に挫折した『WICKED』などに心を弾ませながらも、「できるだけ易しそうなものにしよう」と児童文学のコーナーへ。
この「児童文学なら読みやすいだろう」という甘い考えのせいで、後に苦労するとは思っても見ませんでした…😭
その後、児童文学の中でも日本語で読んだ事がある『ハリーポッターと賢者の石』と、読んだことはないけど強烈に興味があった『赤毛のアン』で迷った結果、読んだ事がないものを読みたいと思い、『赤毛のアン』を購入。

「さて、読むぞ!」と、心を弾ませながら1ページ目を開き、私は絶句しました。さっそく知らない単語で溢れかえっていたからです。例えば、当時私が1ページ目で調べていたのは以下の単語です。
brook – 小川
cascade – 小さな滝
decency – 品の良さ
decorum – 礼儀正しさ
などなど、知らない単語だらけでストーリーを楽しむ余裕など到底なく、2-3行に一度は辞書を引くという日々。そんな頻度で辞書を引いていては、直前の文脈を忘れてしまいますので、戻って読んで、戻って読んでの繰り返し。1日に1段落読むのがやっとでした。
この時ほど、「あの帯」を恨んだ瞬間はありません。

TOEIC 850点以上でも読めませ〜〜〜〜〜〜ん!!!😭(心の声)
いやあ…、私も落ち込みましたよ。TOEIC 885点取って、IELTSに移行して鬼ムズで半泣きしてから半年以上かけてOverall 6.5取って、アカデミックな長文も読めるようになってきたと思っていたのに、児童文学の1ページ目もスラスラ読めないんかい!!!と…。
あまりに読み進めるのが苦しくなり、200ページ程度読んでから一度『赤毛のアン』を中断し、日本語で読んだ事がある『ハリーポッターと賢者の石』に浮気したほどです。
読み方を変えた1本の動画との出会い
浮気したハリーポッターでしたが、それでも難しく、何とか苦慮しながらも読み終えて、『赤毛のアン』に戻って来た頃。1冊読み終えて戻ってきてもなお、やはり読むのは苦しくて、なかなかペースは上げられずにいました。
そんな折、私の洋書の読み方だけでなく、英語学習全体にも影響を与えてくれた、こちらのYouTuberさんと出会います。
Veronikaは母語がロシア語なのですが、アメリカ英語を流暢かつ綺麗な発音で話す方で、スペイン語も堪能。YouTubeを中心に、外国語学習に関する様々な学習コンテンツを提供してくれています。B2レベルから伸び悩んでいる私にとって、ピッタリの動画がたくさんで、最近すごく参考にさせてもらっています。
彼女の動画は参考になるものが本当に多くて1つに絞るのが難しいのですが、私は以下の動画が好きです。是非、みなさんの英語学習の一助になれば嬉しいです!
彼女は常々動画の中で、学習したい言語で本を読むことをオススメしており、ある動画が私の読書に対する向き合い方を変えてくれました。
洋書ライフに革命をもたらした動画
全てのきっかけはこの1本の動画でした。以下は読書に関する箇所を時間指定していますが、動画全体が参考になる情報ばかりです!良ければ最初から最後までご覧くださいね☺️
彼女はこの動画の中で聴きながら読むという手法をおすすめしてくれています。聴きながら読むことで発音がわからない単語の正しい発音を知ることができ、さらにそこから音読することで、アクティブな学びになり、自分のものになっていくというお話でした。つまりは、オーディオブックを聴きながら本を読む、ということです。
この「聴きながら読む」というやり方を知った時は「なるほど、そんな手があったか!!!」と感動してしまいました。すぐに実践してみて、私は彼女が語ったメリット以上の良い点を感じています。
オーディオブックで読書方法はどう変わった?
このオーディオブック手法を取り入れてみて、私の読み方は以下のように変わったと思います。
以前の読み方
- 普通に黙って読む
- わからない単語は都度立ち止まって調べる
- もう一度該当部分の少し前から読み返す(調べている間に文脈を忘れるので)
新しい読み方
- オーディオブックを聴きながら読む
- わからない単語があっても話し方や、雰囲気で分かれば飛ばす
- ストーリーの根幹に関わる単語なら止めて調べる
- 楽しむことを最優先にする
この読み方の変化もかなり大きいのですが、それだけではなく、読書に対するマインドセットもVeronikaに出会って変わったと感じています。
それは自分が楽しめる状態を大切にするということです。これまで、私は深く興味があるわけではないIELTSの長文を読んだり、Podcastを聞いたりすることもありました。それは全てスコアを上げるために必要だったからですが、彼女は様々な動画でPodcastも、YouTubeも、読書も「自分が楽しいと思えるもの」を選ぶように促しています。
確かに、何事も楽しめなければ続きませんよね。それは、一度ハリーポッターに浮気した私がよーーーく知っていること😂なので、とにかく聴きながら読むことで、その本を楽しむことを大切にしようと思うようになりました。
なぜ「聴きながら読む」方法が自分に合っていたのか
ここは正直にお伝えしたいのですが、私にこのやり方がハマったのは理由があると推察しています。というのも、私はReadingよりもListeningが得意です。TOEICでも、IELTSでも、いつもListeningのスコアの方が高く、読むより聴いたほうが頭に入りやすいタイプです。
2025年8月に受験したIELTSのスコアが分かりやすいのですが、Listening 7.5 / Reading 6.0 です。これだけスキルに差がありますので、私が聴きながら読む方が心地良いと感じるのは「そりゃそうでしょうねえ」と思うわけです。なので、逆にListeningよりもReadingが得意な方には合わない部分もあるかも知れません。それだけ先にお伝えさせて下さい。
ただ、聴きながら読むことで発音が確認できると言ったメリットは変わりません。まずは試して頂くのが一番なのかなと思います!
オーディオブックは何を使ってる?
私は割安で購入できるaudible派です。何か買いたい時だけ月額登録して、Creditで買って、その月にやめてます🤫
おまけ:『ハリーポッター』ファンの方へ
ハリーポッターがお好きな方はいますか‼️いたらaudible限定の「フルキャストバージョン」が神なので伝えたい!!!フルキャストとは、役ごとにそれぞれキャストがいて、BGMも全部ついていて、世界に没入できるバージョンのことです。子どもの頃のハリーたちと成人したハリーたちではキャストも変えています。
フルキャストではなく、一人の方が読み上げているものもあるのですが、私はどうせ課金するならフルキャストが臨場感もあっておすすめです。8時間とかあるんですけど、もう5周くらい聴いてる😁歩きながら聴いたり、電車で聴いても楽しいです!
ちなみに、お一人バージョンはYouTubeでもたっぷり試し聴きできますので、一度聴いて見て頂いて、お好きな方を選んで頂くのが良いかと思います。
聴きながら読む3つのメリット
- 読むスピードが変わる
- 読むのが楽しくなる
- 辞書をあまり引かなくなる
読むスピードが変わる
以前の読み方のように、黙って、自分のペースで、辞書を引きながら読んでいては何時間あっても『赤毛のアン』を読み切ることは不可能だったと思います。
新しい読み方を取り入れて、ネイティブが読み上げてくれるスピードで読み、知らない語彙の発音も聴きながらなので理解できることで、読むスピードは何倍にも速くなりました。2026年4月〜6月の読書記録を取っているのでご紹介します。その月でどれくらい読んだかがお分かりいただけると思います。
| 月 | ページ | 合計 |
|---|---|---|
| 4月 | p.228〜257 | 29ページ |
| 5月 | p.257〜294 | 37ページ |
| 6月 | p.294〜427 読了 | 133ページ |
5月22日にaudibleを始めた記録が残っているのですが、6月の読むスピードが尋常でないことをご理解いただけると思います(笑)ちなみに、私は毎月Notionで年間目標と月間目標を管理しているのですが、6月の目標は「全427ページ中、330ページ目まで読むこと」だったのに、それを大幅に超えて読了してしまったということで、私自身も予想できなかったペースであることがわかります。
以下が私のNotionのキャプチャです、プライベートのために残していたものなのでお恥ずかしいですが…☺️💦「なんと読了したぞ‼️」が全てを物語ってますね。

読むのが楽しくなる
先程のページ数だけでなく、気持ちにも変化があったと思います。私はジャーナリングをつけており、月に何日『赤毛のアン』を読んだのかを記録しています。その結果が以下です。
| 月 | 読んだ日 | 読んだ率 |
|---|---|---|
| 3月 | 2日 / 30日 | 6.6% |
| 4月 | 11日 / 30日 | 36.6% |
| 5月 | 12日 / 31日 | 37.8% |
| 6月 ※6/25に読了 | 23日 / 30日 | 76.6% |
見て頂いて分かるように、明らかに読む頻度が高くなっています。実は、4月と5月は同じようなパーセンテージですが、中身は違います。5月22日にaudibleを契約し、その日から5月30日まで9日連続で読んでおり、そんなことは過去にはありませんでした。よほど楽しかったのでしょうね。
セリフも読み上げてもらえると臨場感が増しますし、目と耳と両方をフルに使うことで本の中の世界に没入できたと思います。普通に読んでいた時は読むことが苦しかったのに、聴きながら読むようになって、「次が気になるから早く読みたい」とまで思うようになりました。
辞書をあまり引かなくなる
聴きながら読むようになってから、あまり辞書で単語の引かなくなりました。というのも、先程書いた通り、世界に没入しており、辞書を引く時間がもったいないと感じたからです。また、読み上げてもらえれば、なんとなく前後の文脈や言い方で「多分こういう感じの言葉だろう」と予想がついたので、それさえ分かればいいや!という感じでどんどん進んでしまいました。
Veronikaの動画では分からない単語があれば一度止まって調べて…と紹介されていたのですが、そもそも私は本のチョイスを間違ってしまい、自分の実力よりも高すぎるレベルのものを読んでいたので、致し方無しと「楽しむこと」を優先いたしました。
Veronikaは「自分のレベル+1」を選ぶようにおすすめしており、本の内容の90%前後は分かるものを選ぶようにと言っていたのですが、この言葉に出会うのが遅すぎました😭
英語レベル別・おすすめの洋書の選び方
中上級者
Veronikaは以下の動画内でNarrow Readingという手法をおすすめしています。該当のセクションを時間指定しておきますね。それは、一人の作者や、1つのシリーズで本を読むこと。
私も、『ハリーポッター』から『赤毛のアン』、『人を動かす』…とコロコロ作者を変えて、その度に選ぶ単語のクセや言い回しの新しさ・古さ、書き方などが全然違くて慣れるまでにとても時間がかかり、苦労しました。一人の作者や、1つのシリーズに絞れば、使う構文や単語などが共通しており読みやすくなるとのことで、これも目から鱗‼️なので、私は今読んでいる『人を動かす』が終わったら大好きなハリーポッターに戻る予定です。
ちなみにVeronikaはyoung adult fictionの中でも以下のシリーズをおすすめしていました。彼女いわく、子供向けすぎるとつまらないので、young adult fictionのジャンルが読みやすいし楽しいので良いのだそう。確かに面白そうなので、ハリーポッターが終わったらこれを読もうかなあと悩んでいるところです。
オーディオブックもありそうでしたので貼っておきます☺️
初級者〜中級者
Veronikaも以下の動画内でおすすめしていますが、最初の一歩はGraded Readersが良いと思います。英語学習者向けにレベル別で用意されているものです。
私は長いことGraded Readersの存在を知らず、B2レベルで以下のレ・ミゼラブルを読んだことがあります。A1〜2レベル向けなのでかなりシンプルな文章です。「英語をやり始めの時に出会えたら、もっと楽しかっただろうな」と思いました。
Odxford Bookworms
Oxfordが出版しているGraded Readersはこれだけではなく、レベル別で本当に沢山あります!洋書コーナーにもよくあるイメージ。音声付きのものがあるようですので、聴きながら読みたい方はそちらを購入されてくださいませ。是非お好みのものを探してみてくださいね。
Olly Richards : Short Stories in English
Veronikaも動画内でおすすめしていた、OllyさんのGraded Readersは英語だけでなく様々な言語で用意されています。英語以外を学ばれている方にもいいかもしれません。

Cambridge English Readers
こちらも有名ですよね。私は読んだことがないのですが、Cambridgeなら間違いないと思いますのでご紹介します。全てに音声がついてくるみたいですね。
『赤毛のアン』のおすすめ洋書・オーディオブック
ご参考までに、私が読んだ『赤毛のアン』の本と、オーディオブックをご紹介しておきます!日本語で読んだことがある方、アニメを見ていた方など、もしご興味があれば是非。
読んだ本
いくつかペーパーブックも候補はあったのですが、個人的には表紙のデザインがとっても素敵なこちらに惹かれてしまいましたっ!大好き!
聴いたオーディオブック
まず、オーディオブックの選択は非常に迷いました。『赤毛のアン』が不朽の名作ということもあり、audibleにもPodcastにも赤毛のアンのオーディオブックが沢山あり、どれが心地良いのか試しに聴きながら苦慮して辿り着いたのがこちらです。
良かった点
- Audibleの聴き放題で聞ける
- 一気に読上がてくれるので集中しやすい
気になった点
- 一人のナレーターが読み上げるので、セリフを誰が言っているのか混乱する時もある(後々慣れた)
- オーディオブックなので課金が必要
audibleの中でも飛び抜けて評価が高かったこちらで読み進めることにしました。最初は一人の女性の演技分けを英語で瞬時に理解するのが難しく、諦めようかとも思ったのですが、発音がくっきりとしていて聴きやすいことから、こちらと心中することに。
悩んだオーディオブック
最後まで悩んでいたのはこちらのPodcastです。
良かった点
- フルキャスト(キャストによって声優が異なる)
- 川の音や、葉擦れの音、足音などBGM付きで臨場感がある
- Podcastなので無料で聴ける
気になった点
- チャプターごとに分かれており、一気に聴けない
正直、このバージョンで一気に読み上げてくれるものがあったらこれで読んだと思います。それくらいクオリティーが高く、読み手がキャストによって異なるので理解もしやすいです。BGMのおかげもあり、読んでいて世界に入り込める作りになっています。ですが、私は章が終わるごとにキャストの紹介が入ったりするのが煩わしくて、毎回飛ばすためにスマホを触るのもなんか嫌で断念しました。
まとめ:洋書はもっと気軽に楽しんでいい!
今回は、私が洋書を読むのが苦手だった状態から、オーディオブックを聴きながら読むことで、読書が楽しくなった体験をご紹介しました。
改めて、今回お伝えしたかったことをまとめます。
- オーディオブックを聴きながら読む:正しい発音を確認できるだけでなく、読み上げるスピードに合わせて読み進められる
- 分からない単語にこだわりすぎない:前後の文脈から意味を推測し、ストーリーを楽しむことを優先する
- 自分のレベルに合った本を選ぶ:難しすぎる本は避け、内容の90%前後を理解できるものを選ぶ
- 好きなジャンルやシリーズを読む:楽しみながら続けることが、結果的に英語力の向上にもつながる
私自身、洋書を読み始めた頃は、まさかこんなに楽しく読めるようになるとは思っていませんでした。TOEIC885点、IELTS6.5を取得していても、洋書を読むことには苦労しましたし、今でも知らない単語は星の数ほどあります。それでも、少し読み方を変えただけで、以前は苦痛だった読書が「続きが気になるから早く読みたい!」と思えるものに変わりました。
英語学習というと、つい効率や成果、スコアを追い求めてしまいがちですよね。私もそうです。でも、好きな本を楽しみながら読む時間もきっと自分の英語力に結びついて行くんだと思いますし、何より続けられるようになるんだろうなと思いました!
もし洋書を読んでみたいけれど難しそう……と感じている方がいたら、ぜひオーディオブックを活用した「聴きながら読む」方法を試してみてください。一緒に楽しい洋書ライフを送りましょう〜!
